微分方程式3 (Clairaut型)

数学

問題

(y’ = p)として

$$y = xp + \frac{a}{p}$$

解法

一般的な解法は

両辺を(x)で微分すると

$$p = p + xp’ – \frac{ap’}{p^2}$$

$$p’ \left( x – \frac{a}{p^2} \right) = 0$$

となる。

一般解

(p’ = 0 )より(p = c ({ \rm const}) )となる。これを微分方程式に代入すると

$$y = cx + \frac{a}{c}$$

となる。

特異解

$$ x – \frac{a}{p^2} = 0$$

より、

$$ p^2 =\frac{a}{x}$$

となる。これを元の微分方程式の2乗したものに代入すると

$$\begin{align}y^2 &= p^2x^2 +2ax +\frac{a^2}{p^2}\\&= a^2 +2ax + x^2 \\&=(a+x)^2\end{align} $$

となる。

コメント

タイトルとURLをコピーしました